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読書紹介📖
ジョージ・オーウェルといえば『1984』や『動物農場』といったディストピア小説の大家ですが、実は並々ならぬ「食へのこだわり」を持つエッセイストでもありました。 1945年に発表されたエッセイ『イギリス料理弁護(In Defence of English Cooking)』は、世界中で「まずい」と揶揄されがちな英国の食文化を、彼らしい辛辣さと深い愛情をもって擁護した一冊です。
「まずい」という偏見への、静かなる反撃
「イギリス料理はひどい」という評判は、今も昔も変わりません。しかしオーウェルは、その批判の多くが「レストランの食事」と「家庭の味」を混同しているからだと指摘します。 彼は、フランス料理のような華やかなソースや複雑な工程を良しとする価値観に一石を投じます。イギリス料理の真髄は、素材そのものの質を活かした「質実剛健さ」にあると説くのです。
オーウェルが愛した「英国の味」
彼がエッセイの中で「これこそが誇るべきものだ」と挙げたリストは、現代の私たちが読んでも食欲をそそるものばかりです。
キッパー(ニシンの燻製): 朝食の王様として。
スティルトン・チーズ: 世界最高のチーズの一つとしての自負。
ミントソース: 羊肉との完璧なマリアージュ。
プディングの数々: クリスマス・プディングからプラム・ダンプリングまで。
ジャガイモの扱い: 英国流のローストポテトのカリカリ感。
欠乏が生んだ「食への誠実さ」
このエッセイが書かれた1945年は、第二次世界大戦の直後で、イギリスはまだ激しい食料配給制(ラショニング)の最中にありました。 そんな時代に、オーウェルがわざわざ「おいしいイギリス料理」について筆を執ったのは、単なるノスタルジーではありません。彼は、「文化とは、日々の食卓という最も身近なところにある」と信じていたからです。
「外国人は、イギリス料理には美味しいものなど何もないと思い込んでいる。だが、彼らが知らないだけなのだ」
この言葉には、全体主義を批判し続けた彼らしい、「自国の文化を等身大の姿で守り抜く」という強い意志が透けて見えます。
現代の私たちが読むべき理由
飽食の時代に生きる私たちにとって、オーウェルの視点は新鮮です。 彼は、豪華なディナーよりも、「完璧に焼かれたトースト」や「丁寧に淹れられた紅茶」(彼は別のエッセイで紅茶の淹れ方についても11のルールを定めています)にこそ、人間の尊厳と幸福が宿ると考えていました。 もしあなたが「イギリス料理なんて……」と思っているなら、ぜひこのエッセイを手に取ってみてください。読み終える頃には、飾らない、素朴で温かい「家庭の味」が恋しくなっているはずです。
読書後のヒント
オーウェルは、イギリス料理の最大の欠点として「コーヒーの淹れ方が致命的に下手であること」を認めています。この潔いほどの正直さこそが、彼の「弁護」に圧倒的な信頼感を与えているのです。
一読してみませんか?📖
自己紹介📕
教育学修士、NPOでの東北復興を経て、教員に。科学に基づいた効果のある教育を目指して6年間教壇に立っていました。現在は勉強の仕方をコーチング手法で伝える仕事をしています。 また、自分のことを変えたくて読書をするようになり、現在では年間200冊以上読むようになりました📖 可もなく不可もないバレーボーラーで、ピアノを弾き、自然が大好きな1児の親。
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